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FX用語講座

FX用語 レート

人柄は穏やかだが何処かロクデナシで飲む打つ買うという父親を持ち、父子家庭で育った主人公・鈴木六文と、鈴木家に突然居候をはじめた悪魔の姫・瑠玖羽(通称・るく)とそのお連れの悪魔達、更には悪魔を退治するために地上に降りた天使達とのドタバタコメディ作品。あさりよしとおの伝家の宝刀とも言える「ちょいエロ」、「ナンセンス」、「ブラックユーモア」、「意味深な伏線」が満遍なく盛り込まれている。 なお、作品には揶揄やコメディのネタとして、キリスト教を筆頭に、仏教や神道などを宗教的要素が盛り込まれており、各種宗教の思想を予め知っておくと、より一層作品を楽しめる。 あらすじ ある朝、目を覚ました六文が目にしたのは「家族の代わり」を自称する2人の悪魔と、父親殺害という惨劇の痕跡だった。 悪魔が語るところによると、父親を殺したのは天使であり、これは、キリスト教の「日経225 」すべてを犯した父親への天罰だという。納得のいかない六文は、なぜ悪魔が地上にいるのか、その目的は何かと問う。それに対しての答えは… 「地獄が悪人の魂で満杯になっているので、地上で善行を成して人心を健やかにして、人間を天界におくるため」 だという。どこか釈然としないものを感じつつ、六文と悪魔達、そして天使に惨殺されかけながら悪魔の力で黒猫として転生した父親の珍妙な共同生活が始まるのだった。 作者のあさりよしとおが得意とする、「何処かズレてる」人たちが登場する。善良な悪魔や、正義のためなら見境ない天使、自分の欲望に暴走する幼馴染、微妙に変態な友人たち、そして無難であることを処世術とする主人公…などなど。 瑠玖羽(るくは) ヒロインである悪魔の姫。外見は10〜12歳の少女だが、長い黒髪を手に変えて荷物を運んだり、翼に変えて空を飛んだりもできる。半目ながら大きな目が特徴的。通称「るく」。 性格は控え目かつ寡黙で、普段あまり感情を表に出さないが、一方で、連れの悪魔達に対して激しい体罰をする気性の激しい面もある。本来は人間を遥かに超越した能力の持ち主だが、人間界についての知識は浅く、何事にも積極的に挑戦するが、得てしてとんでもない結果を招く。特に料理が下手で、ブブ曰くお菓子作りに至っては錬金術の域に達しており、ケーキの材料で鍋敷きを作ったことも。倹約は得意だが、自身の目的のためなら程度知らずと時々無茶をするため、鈴木家の経済は一向に改善しない。ただ、少なくとも食生活はだいぶ改善された模様だ。 音楽とバニラの香りなど先物取引 の匂いを好み、お菓子でもシュークリームやアイスには目がない。音楽を聴くと踊り出さずにはいられなくなる。他には外為 や映画にも凝っている。ちなみに踊っているところを他人に見られるのは恥ずかしいらしく、非常に怒って手下の悪魔に当り散らすことも。たまに六文を罪のない方向でおもちゃにして遊ぶなど微妙に悪魔らしい行動を見せてもおり、それなりに地上の生活を楽しんでいる様子である。 元になったのは、元大天使長で現在は堕天使の長ルシファー(ルキフェル)(Lucifer)である。作品中にこれを明言する説明はなされていないが、ヨフィエルが瑠玖羽との戦いに敗れた後に「自分がミカエル様(現在の大天使長)に勝てるはずがない」と落胆するシーンからも「瑠玖羽=ミカエル以上の実力を持つルシファー」であることが読み取れる。事実、計り知れない魔力や戦闘能力を秘めており、作中で上級二位の天使ヨフィエルを一瞬で倒したり、上空を飛んでいた戦闘機を寸隙の間に撃墜したりするなど、他を凌駕する。尚、瑠玖羽がブブたちに体罰を与えるときに使う星型鉄球は「モーニングスター」と呼ばれるものだが、これはルシファーの意味が「明けの明星」であることに関連する。なお本作の英題もRukuRukuでなくLucuLucuである。 ちなみに、「瑠」は美しい青色の玉を「玖」は玉に次ぐ美しい黒色の宝石を意味する漢字であり、瑠玖羽の色彩設定との関連性が認められる。 ブブ 瑠玖羽の従者。案山子の様な風貌をしており、時々その仮初めの体を抜け出し、どこかで謎の奉仕活動をしている。基本的に人間界に対して無知な瑠玖羽に突っ込みを入れる役目だが、些か表現がきついため、その見返りとして鉄球で返り討ちに遭うのがお約束となってしまっている。現在の鈴木家に現金収入をもたらしている働き手でアルバイトも時折している。六文以外には適当な普通の人間の姿をとっているものの、六文の目からはやっぱり案山子にしか見えないため、かなり奇妙な勤労風景となっているようだ。読者には六文同様に案山子の描写が主である。好きなものは人の不幸や絶望。あまり正体を表さないが、ルミエルの前で一度だけ、その位(上位一級)と自分の潜在魔力を訓示したことがあり、ルミエルにとってはその時の恐怖がトラウマとなって焼き付いている。 元になったのはベルゼブブ(Beelzebub)。蠅の王(本来は館の王)と呼ばれ、「失楽園」(17世紀の英国詩人ミルトンの作品)においては、ルシファーの右腕的な存在とされている。堕ちる前の天使階級は第1級の熾天使クラス。 ベル 瑠玖羽の従者。顔は卵状でのっぺりしており、ファスナーがついている。そのファスナーの内側に光る大きな目玉が印象的な悪魔である。普段は鈴木家には居候はしていないが、瑠玖羽の命令に従っていろんなボランティア活動に参加している。またブブとつるんで日中はバイトに精を出していることもしばしば。こちらも他人の目には人間の姿に見えるらしい。 元になったのはベルフェゴール(Belphegor)。その意味は投資信託 の王とされ、人間を観察するために地上に降りることもあったとされている。恐らく是に由来して、本作品での姿は「暗闇から垣間見える眼」を強調したデザインになったと思われる。堕ちる前は権天使の王として君臨していた。 レヴィ 瑠玖羽の従者。くるくる包帯巻きに長髪を覗かせる悪魔である。やはり、普段は鈴木家にはいないが瑠玖羽の命令に従っていろんなボランティア活動に参加している。やはりブブ同様に他人の目には人の姿で日中のバイトに勤しんでいる様子。 元になったのはレヴィアタン(Leviathan、英語ではリヴァイアサン)。巨大な海の悪魔で、その意味はとぐろを巻くものであり、海竜や海蛇の姿で描かれることが多い。尚、初登場時は水の悪魔らしくプールの監視員(なぜか水中で)をしていた。堕ちる前の天使階級は第1級の熾天使クラス。 ドン 瑠玖羽の従者。あまり登場しないが、悪魔仲間内からは「ドンちゃん」と呼ばれ、ボランティアの人手に動員されたりしている。バッタに王冠をかぶせたような風体をしているが、やはり他人には人間の姿に見えるらしい。 元になったのはアバドン(Abadon)。FX のひとり。「ヨハネの黙示録」によるとイナゴの大群を率いて現れるとされ、蝗害を神格化したものだともいわれる。彼の外見や、初登場時にイナゴの佃煮を土産に持参したのは、このパロディである。 バホ 山羊頭の悪魔。瑠玖羽が「手作りの冬物衣料」を作る為に、生革を提供した。 元になったのはバフォメット(Baphomet)。 タン 瑠玖羽を連れ戻しに来た悪魔。地上にいる際は、木で出来たマネキンのような風貌をしている。ほとんどの場合、トレンチコートにソフト帽という格好で登場する。基本的には瑠玖羽を崇拝しているが、地上にとどまることを良しとせず、彼女が地上世界に執着する理由は六文にあると考え、六文を悪の道に引きずり込もうと誑かす。自称「正しい悪魔」で、人間の欲望に敏感に反応しては、その欲望を「悪魔らしい方法で」満たし堕落させようとしては、ブブたちに注意を受けている。ただし大抵は人間の欲望の深さやブブたちの茶々入れにも絡んで、目論見は妙な方向へズレていく。 元になったのはサタン(Satan)。その名は敵対者を意味し、全ての人間を誘惑する諸悪の根源とされている。元々は上位悪魔の総称だったが、ルシファーや悪魔の王と誤認されることも多い。 間接的に自身いわく、照れ屋らしい。